科学技術政策講演会を開催しました。

講師の中川審議官

7月7日に、中川健朗氏（内閣府大臣官房審議官（科学技術・イノベーション担当））をお招きし、「第5期科学技術基本計画の概要～科学技術イノベーションで大変革時代を切り拓き地域を元気にする～」と題して、科学技術政策講演会を開催しました。

学生及び教職員合わせて約160名が出席した本講演会では、大貝理事・副学長から開会挨拶があった後、中川氏から、第5期科学技術基本計画（平成28年度～32年度）について、昨今の社会情勢の大きな変化に対応し新たな価値を創出すること、社会変革につながる「超スマート社会」の実現に向けて、政府のみならず、学界、産業界、国民が一体となって取り組んでいくことが必要であること並びに、自治体等における取組を例に挙げながら、地域の持つイノベーションの必要性等について、熱を込めてお話いただきました。
講演後の質疑応答では、出席した学生から、科学技術基本計画の今後の展開について質問があり、中川氏から、「1つの分野にとらわれず、異分野間等の議論を活発に行いながら、計画を推進していきたい。」と説明いただく等、活発なやりとりが交わされ、出席者にとって大変有意義な機会となりました。

会場の様子

開会挨拶をする大貝理事・副学長