科学技術政策フェロー報告会を開催しました。

イベント報告 | 2015年11月30日

11月25日に、本学大会議室にて、平成27年度より内閣府の上席科学技術政策フェローとして業務に携わっている、環境・生命工学系 後藤尚弘准教授による、科学技術政策フェロー報告会を開催しました。

科学技術政策フェロー制度とは、大学の現場における専門的知見等を政策立案過程において活用するため、大学の研究者が内閣府にて科学技術イノベーションに関する専門的事項の調査及び分析、並びに企画及び立案に関する業務に従事する制度のことで、後藤准教授は、総合科学技術・イノベーション会議の下に置かれた専門調査会において、第５期科学技術基本計画の策定に携わってこられました。

本報告会では、上席科学技術政策フェローとしての経験を踏まえ、第５期科学技術基本計画と大学改革と題して、同基本計画の論点である未来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値創出の取組としての超スマート社会の形成等に向けた、大学における資金、人事及び教育の各改革や基礎研究を含めた研究の多様性の必要性等について説明があり、出席者は熱心に聴講していました。