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グローバル工学教育推進機構 国際協力センター(ICCEED)第12回オープンフォーラムを開催しました。

イベント報告 | 2013年12月26日


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オープンフォーラムの様子
 

11月14日に、グローバル工学教育推進機構 国際協力センター(ICCEED)第12回オープンフォーラムを名古屋市にて開催しました。

工学教育に関する国際協力について知見を積み重ねることを目的にこれまで開催してきたフォーラムですが、今回は、近年の日本企業の海外、とりわけ成長著しいASEAN地域への事業展開意欲の高まりと、同地域の成長の勢いを取り込もうとの我が国の成長戦略の方向等を踏まえて、同地域で事業展開を図るうえで、工科系大学との将来的な連携の可能性を探るための産学双方の情報交流の場としてプログラムを企画しました。

幸いに独立行政法人国際協力機構(JICA)が協力するAUN/SEED-Netプロジェクトにより、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイを代表する工科系大学の産学連携促進を担当する教員10名が本学を来訪中で、各国の工学教育と研究・開発や産学連携の状況についての詳細かつ具体的な情報提供が得られました。


また、同プロジェクトの事務局にJICAより派遣されている産学連携促進担当者からはASEANの工科系大学の産学連携を支援する我が国の狙いについて説明がありました。


実際にインドネシアを拠点にASEAN地域への事業展開を図ろうとしている日本のゲームソフト開発メーカーが現地の大学と連携し、その機能を活用している事例紹介からは、連携の在り方や課題を具体的に考えることのできる示唆に富むものでした。


本フォーラムには、同時期に本学が受託実施中のJICA課題別研修プログラム(知的クラスター形成による地域イノベーション創出)の研修員11名(ベトナム、ミャンマー、ケニア、チュニジア、ブラジル、メキシコ、カザフスタン、イランの地域振興担当者)の参加もあり、活発な質疑応答がなされました。


第1部発表セッションに引き続き第2部情報交換会においても、発表者、参加者の別なく、個別にあるいはグループで情報・意見交換する姿が多数見られました。


今回はAUN/SEED-Net事務局が作成した加盟大学の研究者ダイレクトリーの最新版が参加者に提供されたこともあり、「各大学への連絡先を知ることができて良かった」との感想を多く聞くことが出来ました。

開催概要は以下の通りです。

テーマ:アジアでの事業活動をより強固に展開するために-ASEANの工科系大学との連携・活用を考える-
日時:平成25年11月14日(木)13:30~18:00
場所:独立行政法人国際協力機構(JICA)中部国際センター
主催:豊橋技術科学大学 グローバル工学教育推進機構 国際協力センター(ICCEED)
共催:独立行政法人国際協力機構(JICA)
後援:文部科学省、外務省、愛知県、一般社団法人中部経済連合会
名古屋商工会議所、公益社団法人あいち産業振興機構
日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センター
参加者:約77名
(国公私立大学の教員・研究者、関係省庁関係者、国際協力機関、民間企業関係者等)
 


 

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