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GCOEシンポジウム 東京2012「グローバルリーダーを目指した"センシングアーキテクト"の育成」を開催しました。

イベント報告 | 2012年3月 8日


01シンポ
02Charbon教授(デルフト工科大学)
Charbon教授(デルフト工科大学)
03会場の様子
会場の様子
04パネル討論(正面)
パネル討論の様子1

3月6日に東京(学術総合センター 一橋記念講堂)にて、GCOEシンポジウム 東京2012「グローバルリーダーを目指した"センシングアーキテクト"の育成」を開催しました。

本学では、2007年度グローバルCOEプログラムとして「インテリジェントセンシングのフロンティア」が採択されました。本プログラムは、各種センサを搭載したLSIのデザイン、さらにはチップの製造も可能な世界的にもユニークなLSI工場を有している本学の特色を活かし、従来のセンサの概念を超え、生体情報、医療、環境、農業分野などの先端的『知』を融合させた『インテリジェントセンシング』の研究開発拠点を形成するとともに、情報化社会を支えるセンシング分野の未来を切り開く国際性豊かなリーダー的即戦力『センシングアーキテクト』の育成を行ってきました。

今回のシンポジウムは、5年間にわたる本GCOEプログラムでの活動の総括として開催しました。

シンポジウムは、榊 佳之学長の開会挨拶の後、文部科学省高等教育局長の板東久美子氏からご挨拶を賜り、GCOE拠点リーダーの石田 誠副学長から本プログラムの概要紹介がなされました。

その後、午前中のセッション1「異分野融合研究紹介」では、デルフト工科大学のEdoardo Charbon教授による招待講演や、本プログラム出身者("センシングアーキテクト")らによる研究発表を行いました。発表の中で、国内外で研究者として活躍する本プログラム出身者からは、異分野融合研究を行うことで研究者としての視野が広がり、自らの活躍のフィールドも広がったといった経験が語られました。

午後からのセッション2「グローバルリーダーを目指した人材育成-産学の取組の現状と展開-」では、蛭田史郎旭化成㈱最高顧問に「変化を恐れるな」、渡邉浩之トヨタ自動車㈱技監に「次の世界を切り開け」、というタイトルで、これからの時代を担う人材の育成についてご講演いただきました。

また両氏に、三村明夫新日本製鐵㈱代表取締役会長、小林喜光㈱三菱ケミカルホールディングス社長を加えた4氏によるパネル討論「グローバル社会を牽引する高度技術系人材(グローバルリーダー)育成」を、榊学長の総合司会兼モデレータにより行いました。

パネル討論では、産業界が大学に求める人材について様々な意見や要望が提示されるとともに、産学間で意見交換や情報共有を積極的に行い、お互いに次の社会を創り出す人材育成のために協働していくことの重要性などが語られました。

最後に榊学長から、本GCOEプログラムでの成果を継続、発展させるための取り組みとして、テーラーメイド・バトンゾーン教育プログラムやエレクトロニクス先端融合研究所等の紹介がありました。

当日は足元の悪い中、大変多くの方々にお集まりいただいき、誠にありがとうございました。



(関連ページ)
「インテリジェントセンシングのフロンティア」 : http://www.gcoe.tut.ac.jp/

テーラーメイド・バトンゾーン教育プログラム: http://www.batonzone.tut.ac.jp/

エレクトロニクス先端融合研究所 :  http://www.eiiris.tut.ac.jp/japanese/

05パネル討論の様子
パネル討論の様子2

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