文字サイズ
検索

News & Topics

ホーム > News & Topics > 10月20日に本学副学長・フェロー教授の石田誠先生によるテーラーメイド・バトンゾーン教育プログラム開発リーダー特論第10講義を開催しました。

10月20日に本学副学長・フェロー教授の石田誠先生によるテーラーメイド・バトンゾーン教育プログラム開発リーダー特論第10講義を開催しました。

イベント報告 | 2011年10月25日


講義をする石田先生

講義をする石田先生

 

 

会場の様子
会場の様子

10月20日に本学副学長・フェロー教授の石田誠先生によるテーラーメイド・バトンゾーン教育プログラム開発リーダー特論第10講義を開催しました。

今回は「これから重要性を増すテーマ(5)マテリアルインテグレーション -機能融合・材料融合による未踏機能デバイスの創製と応用、そのための研究環境確立と人材育成-」と題して講義をいただきました。

本学において、半導体デバイス(素子)、特に集積回路(LSI)/センサ/MEMS(微小電気機械システム)を小さなシリコンチップ上(5mm2)に形成する理想的なセンサデバイスを目指して研究開発が行われ、その成果によって、これまで不可能と思われていた計測、診断の応用分野が開けてきています。材料や機能をワンチップに集積することは、単に小さなセンサができるということだけではなく、分野を問わず、全く新しい応用の世界を切り開く可能性を与えます。電源部、通信部、センシング部、マイクロニードルなどの機構部をチップ上に集積した本学独自の多機能チップなど、その代表的ないくつかの研究成果を紹介されました。


加えて、このような研究・開発を可能とする研究環境の確立・整備、また、人材育成は切っても切り離せないもので、この点についての石田先生の哲学と活動について、本学での30年に渡るエピソードも踏まえてお話しいただきました。 


最後に、学生に向けて、待ちの姿勢では歴史は築けないこと、やると決めたらあきらめずに長く続けること、夢に出るまでとことん自分の頭で考え、集中すること、そうすれば結果は必ずついてくるというアドバイスを話され、有意義な講義の場となりました。

 

ページトップへ