国際戦略本部事業 国際大学交流セミナーを、みずほ国際交流奨学財団・日本学生支援機構との共催で実施しました。
イベント報告 | 2010年10月13日
開会挨拶をする榊学長 |
開会式集合写真 |
本学を会場に、9月27日(月)~10月4日(月)に本学学生10名とバンドン工科大学学生8名(インドネシア)の参加による「グローバル社会とエンジニアの役割」をテーマとしたセミナーを開催しました。
本学は在学生の国際理解の涵養と国際的に活躍できる人材の育成のため、海外の大学等との連携・交流の機会を提供する本事業を実施しており、今回が8回目の開催となりました。
なお、今回、インドネシア・マダニア高校から教員1名、高校生5名も参加しました。
セミナーでは、本学とインドネシアの学生が、経済・エネルギー・教育および文化・IT・環境5つの観点から、技術者の国際流動性が高まり、工学教育の国境を越えた質の向上・確保が要請されている中、エンジニアが今後取り組むべき課題および期待される役割などについて、講演、グループディスカッション・プレゼンテーションを通して学び、理解を深めました。セミナー中のプログラムはすべて英語で行われ、参加学生は5つのグループに分かれ、グループごとに自ら設定したテーマで議論の結果を英語で発表しました。
3日間のワークショップの後、トヨタ会館・トヨタ自動車本社工場を視察しました。
本学学生は限られた期間の中、インドネシアの学生とそれぞれのテーマについて英語で議論することを通じ、英語力の向上のみならず多様な文化を許容し意見を交換できる国際人としての素養を身につけることができました。また、国際的な課題に関連した工学知識及びエンジニアとしての社会貢献の意義を習得する機会を得ることができ、学生たちにとって大きな成果が得られたプログラムとなりました。
グループディスカッションの様子 | プレゼンテーションの様子 |