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9月9日に建築・都市システム学専攻 博士前期課程1年 小西大介さんが、日本建築学会の優秀卒業論文賞を受賞しました。

受賞 | 2010年9月21日


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9月9日に建築・都市システム学専攻 博士前期課程1年 小西大介さんが、日本建築学会の優秀卒業論文賞を受賞しました。

 

小西さんの昨年度取りまとめた卒業論文が、2010年(第21回)日本建築学会優秀卒業論文賞に選出され、9月9~11日に開催された2010年度日本建築学会大会において表彰されたもので、推薦理由は次の通りです。

本論文は、スマトラ島南部沖地震で被災したRC建物の被害調査から、海外で多用されているレンガ壁に着目し、実験を通してレンガ壁がRC建物の耐震性に与えた影響について検証したものである。レンガ壁の実験は、ひび割れや破壊プロセスを正確に観測しているとともに、全体的に丁寧な実験であることがうかがえる。さらに実験結果から得られるレンガ壁の特性を考慮した実被災建物の三次元フレーム解析を行い、その損傷状況を解析的に説明した点は高評価である。簡潔な論文と充実した付録で構成されており、卒業論文として高い完成度である(日本建築学会、建築雑誌、第1607号より)。

論文名:スマトラ島南部沖地震で被災したRC建物の耐震性能評価

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