あいち理数教育推進事業「知の探究講座」が開講しました。
トピックス | 2010年8月12日
ロボット研究の概要を講義する岡田教授 |
学生に教えてもらいながら、ロボットの動作について学ぶ受講生 |
あいち理数教育推進事業「知の探究講座」(愛知県教育委員会主催)の連携大学として、8月10日、本学において「SS次世代ロボット創出プロジェクト」(全8回)が開講しました。
この事業は、自然科学や情報科学など特定分野に興味・関心と優れた資質をもつ、愛知県内の高校生に対し、先進的な理数教育を受ける機会を与え、科学技術創造立国を目指す我が国を支える優れた人材を育成することを目的とした事業で、県内の6大学において高校生を受け入れ実施するものです。
本学での受け入れは4年目で、今回は、今年設置された「人間・ロボット共生リサーチセンター」の教員数名が講師となり、さまざまなロボット技術について、実際に見たり、触れたり、あるいは作ってみながら学ぶ内容となっています。
最初の4日間は、情報・知能工学系 岡田美智男教授が講師となり、ロボット研究の概要の他、受講生自らが思い描くロボットを実際に動く形に近づけていく実習を行います。参加した高校生10名は、最初は緊張気味でしたが、徐々に打ち解けて、それぞれが思い描くロボットについて語り合うなど、ロボットに対する関心の強さが伺えました。
今後の日程は、次の通りです。
8月20日 「ロボットの眼について学ぶ」
情報・知能工学系 三浦 純 教授
9月11日 「ロボットアームを動かしてみよう」
総合教育院 鈴木新一教授
機械工学系 内山直樹准教授、佐野滋則助教
9月25日 「人に優しいロボットの動き」
機械工学系 寺嶋一彦教授
12月4日 成果発表会