旭化成フェローの吉野彰氏を迎え、榊プロデュース第14弾プレステージレクチャーズを開催いたします。
2011年7月 7日
旭化成フェローの吉野彰氏をお迎えし、榊プロデュース第14弾プレステージレクチャーズ(平成23年度テーラーメイド・バトンゾーン教育異分野融合特論講義)を開催いたします。 【学長メッセージ】 今、世界は太陽光発電をはじめクリーンな再生可能エネルギーの利用へ大きく流れを変えようとしています。その中では様々な技術開発が求められていますが、特に蓄電技術がカギを握ると言われています。そこでは携帯電話、パソコンなど様々な分野に使われているリチウムイオン電池に最も大きな期待がかかっています。吉野 彰先生はこのリチウムイオン電池の開発者として世界に広く知られておられます。時代を変えるリチウムイオン電池がどのように生まれたのか。これからの展開はどうなるのか。日本が世界に誇るパイオニアが「研究開発の真髄」を語って下さいます。 【日時】 平成23年7月7日(木)14:40~16:10 【場所】 講義棟 A2-101 【講師】 吉野 彰 氏 (旭化成フェロー、旭化成(株)吉野研究室室長、旭化成イーマテリアルズ(株)電池材料事業開発室室長、 技術研究組合 リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長) 【講演テーマ・概要】 「リチウムイオン電池の実例に学ぶ研究開発成功の秘訣」 リチウムイオン電池は携帯電話、ノートPC等のIT機器の電源として大きな市場を形成してきました。さらに今後は電気自動車やエネルギー貯蔵システムといった分野へ展開しつつあります。このリチウムイオン電池の発明者である吉野氏に開発過程とその中での様々な経験を通じて得られた研究開発に対する考え方、成功の秘訣などをお話いただきます。更に現在急を告げる二次電池業界の現在の状況と将来展望についてもご講演いただきます。 詳しくはこちらをご覧ください。