地域活性化とまちづくりの公開シンポジウム
1.日時 平成19年1月12日(金) 13:00〜17:00
2.会場 豊橋技術科学大学 A2棟101講義室
3.テーマ 「技科大発 協働型地域づくり貢献 −実践的創造的技術者養成を目指して−」
4.概要  シンポジウムは,「地域協働型工房教育プログラムの開発と実践」をテーマとする現代GPプログラムの成果発表として,インターネットを使用したWeb会議システムにより,新城市七郷一色にある「鳳来地域間交流施設・三河コンベクションアカデミー」と同時中継で開催しました。
 当日は,一般市民はじめ,関係自治体1県3市及び5大学などから90人が出席しました。
 西永学長の挨拶のあと,小林英嗣北海道大学大学院工学研究科教授による基調講演が行われ,「大学と地域の連携による地域再生実践の必要性」について紹介されました。
 続いて,大貝地域協働まちづくりリサーチセンター長による「趣旨及び成果の概要」,松島同センター助教授による「建築・都市分野のアプローチ」,木曽エコロジー工学系教授による「エコロジー工学分野のアプローチ」についての基調報告や,学生による「PBL(Project-Based Learning)」,「公募型卒業研究」,「学生提案型地域活性化プロジェクト」の3プログラムにおける実践報告がありました。
 
5.成果  学生実践報告では,建築・都市及び環境など様々な分野における,地域の自治体や市民組織との連携・協働に関する意見や質問が出されるなど,活発なディスカッションが行われ,学生は,成果発表を通じて自ら考えることの重要性・必要性を再認識するとともに,得られた成果の積極的公表により社会貢献を実感できるシンポジウムとなりました。
 
6.まとめ  実践教育の観点からは,本学が目指す実践的創造的技術者育成の格段の進展に,とくに地域をフィールドとする分野において一定の役割を果たすことができ,取組みの意義や効果が確認できました。一方,地域貢献の観点からは,大学の組織的な取組の第一歩を印すことができました。
 今回の取組実績を踏まえて本学の地域貢献スタイルを確立すること,そして,その地域貢献活動の継続性・持続性を可能にするシステムの構築が今後求められます。
 
7.シンポジウムの模様
           基調講演         学生実践報告
8.案内ちらし(PDF・198KB)