本学と他大学との統合に関する最近の動き
     
  −高専とのかかわりを中心として−  
     
【豊橋技術科学大学はこれからも積極的に高専から学生を受け入れます】
     
     
  統合の背景
     現在、文部科学省では大学の体質を強化し、教育研究の充実発展を目指して国立大学の再編・統合を積極的に進めており、全国の国立大学は、この方針に従って、自主的かつ大胆に再編・統合を進めることが期待されています。すでに山梨大学と山梨医科大学、筑波大学と図書館情報大学の統合が昨年10月に行われ、15年10月には10組20大学の統合が計画されています。この様な背景にあって、本学も、統合により体質を強化し、次の時代に備えるべく約2年前から検討を行って来ました。
     
     
  統合の三原則
     現在、本学は統合の相手先として二つの大学を選び,話し合いに入っています。その際、統合の前提として次の三つの原則を提示しています。
      (1) 統合後においても本学を豊橋地区に本拠を置く独立部局とする。
      (2) 統合に際し相手大学は本学を,今後,強化するという基本姿勢を持つ。
      (3) 統合後においても高専卒業生を入学者の主構成員とする。
     現在,相手大学はこれらの三原則を基本的には了解しており、具体的な諸問題について 話し合いを進めているところです。したがって、統合後も高専に接続する大学としての本学の使命は強化されることはあれ、後退すること決してありません。もちろん,統合の有無にかかわらず、高専からの編入生をこれまでどおり受け入れることには変わりありません。
 ぜひ,高専から今まで以上に多くの学生諸君が本学を目指していただけるよう願って います。
     
     
  豊橋技術科学大学学長補佐
     (高専連携推進担当)
       榊原建樹